https://parfum-satori.hatenablog.com/entry/crape-myrtle_1 【百日紅（サルスベリ）Crape-myrtle】 より
横なぐりの雨に傘を短く前にさし、足元を見て歩いていると、濃い赤い花がグレイの濡れた石畳の上に散って、ちょっとモノスゴイようにきれい。
見上げれば、台風の雨と風に大きく揺れたサルスベリの枝から、まき散らされたものと思われる。
薄暗い空に鮮やかなサルスベリ。
髪を振り乱す女の、うち恨みたるが如し。
たまたま川端康成の「千羽鶴」を読み返した後だったので、この花のありようが、登場する太田夫人にも、文子にも、ちか子にも重なるように思うのは、たぶんに「百日紅（さるすべり）」という漢字から受ける部分もあるかもしれない。
いくぶんかは地下鉄の駅の入り口へと吹き寄せられ、それが長いエスカレーターの溝にのって下へ下へと降りていく。
１輪、2輪と運ばれたサルスベリの花は、ステップを降りるところに溜まって、一筋（ひとすじ）の口紅のようだ。鈍（にぶ）い銀色と黄色いラインが、繰り返す波のように押し寄せては紅色の中に吸い込まれる。
はっとする美しさである。
カサカサとして縮（ちぢ）れた発色のよい花は、長く咲き続けることもあり、どことなく作り物めいて、昔は香りの印象を持たなかったのだが、実際に嗅いでみると甘い香りがする。
盛夏、サルスベリの赤い花は白粉（おしろい）のような、そしてオーランチオール系の香りがする。
https://blog.goo.ne.jp/1320akko/e/3e4ca4877692bc3ffd37e2bd04850930 【風水のお話「百日紅（サルスベリ）」】より
中医学の理論と、風水の理論が同じだ、ということで風水にも興味を持っている私ですが、最近気になるのが百日紅（さるすべり）
今の時期に赤や白い花を咲かせていて、とても綺麗だからお庭や玄関近くに植えているお宅をよく見かけるようになったり道路脇に、並木になるように植えているのを見かけるようになりましたがただ、実はこの百日紅、「庭木として植えてはいけない木」と言われているんですよね
風水の庭づくり
もう40年以上も前の話ですが、うちの実家を建ててくれた大工さんから「百日紅は植えないほうがいい」と聞いたことがありましたそしてそれから10年以上経って、我が家を建ててくれた別の大工さんたちがたまたま百日紅の話をしていたことがあってその中で、一人が「やっぱり、百日紅を植えているうちでは、あまりい話を聞かない」と言っていたんですよね
それで知り合いに、百日紅を玄関先に植えていたお宅があったことを思い出したのですが
そのお宅は大きなお屋敷だったけど、家族のけんかが絶えなくてお隣さんともトラブルを抱えて、うちに相談に来たりご主人が病気になったり、奥さんが怪我をしたりまた3人いるお子さんの2人も離婚して、実家に戻ったり、また出ていったりと色々な意味で、なんとも落ち着かないお家だったんですよね
でもご主人が亡くなった後、家を建て直すことになりその時に庭や家周りも大きく変えたため、きれいな赤い花を咲かせていた百日紅は切って、駐車場にしたんですよね
で、それからは全く、静かで穏やかなお家になってトラブルを抱えていた隣人も引っ越して行ったし、3人のお子さんたちも、独立したり、起業したりとそこそこ恵まれた環境になってきてそれで『あんなに諍いが絶えなかったお家だったのに、良かったね』と思うと同時に
『やっぱり百日紅が原因だったのかな？』なんて思ったりして
そんな経験もあって、私は何10年も前からなんとなく百日紅を意識するようになっていたんですよね
そしてこのごろ気になるのは、お庭や玄関に百日紅を植えているお宅が多くなったこと
もちろん、科学的な根拠は全くないので「迷信だ」と言われればそれまでだし
「百日紅を植えていても、全く、全然、悪いことなんて起きていない」という人もいると思うので気にしない人は全く問題ないと思いますよ
でも、もし、家族のだれかが病気ばかりするとか、怪我ばかりするとか夫婦仲が悪いとか、家族間で諍いが絶えないとかどうにもトラブルが多くて、幸せな気持ちになれない、という人がいたらちょっとお庭を見回して、百日紅などの凶木が植えてないかどうか考えてみるといいですね
そしてもし凶木があって、庭から取り除きたいと思ったらその木に今までのお礼を言って、
「申し訳ないですが、悪いことが続くので切らせていただきます」と断って切り
お酒やお塩を撒いて、お祓いをしておくといいと思います
でも、まあ、気にしない人は全然大丈夫だと思いますけど
私は思いっきり「気にしい」なので、良い木だけ植えたいと思いガーデニングにハマっている夫に教えてあげましたけどね
ということで、気になる方、参考にしてくださいね
風水家相：陽木と凶木
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