発症はデトックス

Facebook・宮崎雅夕さん投稿記

野口整体では、麻疹にかかることで呼吸器が強くなる(順調に生育する)、水疱瘡にかかることで腎臓が丈夫になる。おたふくかぜにかかることで、生殖器系統が成長する。と言われております。

私が整体協会で学んでいた頃は、ワクチンが行き届いてこれらが流行しなくなったので、強い抗体を得るために、わざわざ自分の子供を麻疹にかかった子供のいる家に連れて行ったりする人もいました。

子供が風邪を引くと、ときには愉気をしながら、子供が自分の体の働きで風邪をスムーズに経過できるように見守ります。

高熱が出るのは、体の働きとしてウイルスや菌を体外へ排泄するための体の反応、働きとして捉えて、むやみに解熱剤を飲ませたり、氷で冷やしたりはしません。

せっかく熱に弱いウイルスをやっつけようと細胞を微細に活発に動かして熱を出してくれているのに、その熱を下げられたら体としては必要があるからそうしていることなので、また頑張って熱を発生させます。それをまた下げるというようなことを繰り返していると、体力が消耗してしまいます。

案外そういうことが元になって、風邪をこじらせてしまうことも多いようです。

安静にしなければならないのは、高熱が出たあとの平熱以下に下がった時期。そこで無理して風に吹かれたりすると、ぶり返したりします。

小さい頃は、いろんな病気をするものですが、それは生まれ持った身体の弱いところが強くなるための、鍛錬みたいなものなのですね。

梅毒のような性病は遺伝することがあるのですが、41度位の熱が出ることでその遺伝的な特質がなくなるのだそうです。

がん細胞でも、高熱が出ると無くなるのだと言われています。

これらは、何万人という人の体を観てこられた野口晴哉という人の観察力と経験に裏付けされて仰っていることで、科学的に証明されていることかどうかはわかりませんが、西洋医学的にも、最近はむやみに熱を下げなくなりましたし、下痢は止めないほうが良いとか、少しずつ考え方が変わってきていました。

百年くらい前にスペイン風邪が流行したときに、野口先生はすでに治療をしておられたようですが。。(追記、年代を計算して下さった方があり、この頃はまだ8歳くらいでは?ということでした。)

「沢山の方々が肺炎で亡くなられたけれども、肺の働きをたかめる処の鎖骨窩というところに愉気した人は、割に自分で経過(回復の過程)することができた」という野口先生のお話を、三男で本部講師をされていたロイ先生(野口裕介先生)がされてました。

肺炎の体というのは、胸椎の3番と4番がくっついている状態ですが、3番は肺の働き、4番は「不安」という感受性と連動しています。

不安なことばかり考えていると、4番が上に上って3番とくっつくようになります。

ですから、肺の働きを高めるだけではなく、不安を鎮めるような働きかけも大切です。

世の中は不安を煽るような情報ばかりが溢れていますが、下腹に大きく息を吸い込んで、ウーム大丈夫!と言うことも、意外と回復の手伝いになると思いますし、掌の真ん中(鎮心の処)に指を当てて、指で呼吸しているつもりになって集注しているだけでも、心が静まってきますし、頭の形自体も変化してきます。

体には、私達が意識ではなにも知らないけれど、いろんな繋がりや、回復へ向けた働き、自然の叡智が備わっています。

命を守り、健康を維持するために、絶えず働いてくれています。

肺の働きは、肋骨や肩甲骨の動きとも関連しますし、眠りとも関連します。

尾骨を打撲したりすると、急に胸が狭まったり、眠りが浅くなったり、それが元で呼吸器の働きに影響が出てきたりもします。

そんな人は、尾骨に手を当てて「愉気」をしていると、急に胸が開いて呼吸が楽になったりします。

尾骨は、打撲の角度や速度によっては頭部に内出血したりもするので、とても注意のいるところです。

例えば、化学物質の排泄を高めてくれる「角の下」(写真参照 胸椎9番と連動)、という急処が頭部にあって、そこに指を当てて注意を集めていると、それだけで頭がスッキリしてきたりします。とても即効性のある化学物質の排泄誘導点です。

80%の人は重症化しないというウイルス、今のうちにこの自分の体の働きで、体内に自家製の抗体を育てて、免疫力を高めて行かなければ、このままでは、人間はほんとうに虚弱になってしまいます。

情報に惑わされず、事実を見極めていきながら、未来の子どもたちのために、より良い選択をしたいものですね。

○追記

ロイ先生の講義録より。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2655347001428704&id=100008602900710


http://www.seitai.org/activity.html 【公益社団法人整体協会の活動内容】より

 公益社団法人整体協会の主な活動内容を紹介します。これらを中心に活元会や講習会などの集団指導、一対一で個別に指導を行う個人指導を行なっています。

活元運動

生を全うしようとする人間の裡にある力をより敏感にするための錐体外路系を利用した自己訓練法。

愉気法

人間がお互いを守ろうとする本能的な「手当て」を発展させ、呼吸法を基礎とした精神集注による気の感応の実践法。

体癖研究

人それぞれの特徴的な体の使い方を観察することによる、人間の生理、行動などに見られる個性的現象の研究。 

潜在意識教育

人間の行動原理を大きく左右する意識以前の心と体のつながりの解明。

また人と人との対話における自然の在り方の追求。 

整体指導法講座 

整体法をより円滑に体得せしむる為の補助技術としての整体操法の習得と指導者養成。 

野口晴哉と社団法人整体協会50年の歩み

■ 野口晴哉と社団法人整体協会50年の歩み (PDF)

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